貸金庫の利用法

貸金庫の特徴

 

 

貸金庫は、やはり特殊な保管方法と考えていいかと思います。現在、国内で考えられる中で最も安全性が高い保管方法である事は、恐らく間違いないでしょう。銀行などの金融機関の中でも、特に厳重にしてあるのが貸金庫です。

 

火事になっても地震が起きても、津波が襲ってきても中の物に被害が及ばないような作りになっています。

 

もしここで預けていた物がなくなるとすれば、それは盗難くらいしか可能性はないのですが、盗難に関しても、まずありえないというのが現状です。それくらい、厳重にロックされているのです。

 

銀行強盗も、金を出せと脅しはしますが、まず貸金庫の鍵を開けろとはいいません。そんな時間的余裕もないでしょう。

 

という訳で、貸金庫最大の特徴は、何と言ってもその安全性にあります。災害と盗難という二大厄から守る事ができるわけです。

 

また、それ以外の特徴として挙げられるのが、プライバシーの遵守です。貸金庫内の保管物に関する秘密は絶対で、これが漏れる事はその金融機関の信用の失墜に繋がります。その為、秘密が漏洩する事はまずありません。

 

また、一度借りた保管スペースは基本自由に利用可能で、営業時間内であれば出し入れも簡単に行えます。

 

一方、デメリットは何かというと、やはりお金と手間です。保管する期間はずっとレンタル料が必要ですし、中身を出し入れする場合はその金融機関を訪れなければなりません。

 

とはいえ、これらは安全を保障してもらう上でのコストなので、デメリットと厳密には言えません。基本的には、需要相応のコストという事になります。